皇帝ルルーシュ

　早いものでコードギアスも今月で終わり……
　これが終わってしまったら何を楽しみに生きればいいのでしょう。

　さて、前回シャルル皇帝を倒して皇帝に就任したルルーシュですが、ギアスの力をフル活用してオデ兄を一兵士にしたり姉妹を小間使いにしたりと好き放題をしていました。
　噂によるとオデ兄とギネヴィアが裏で何らかの陰謀を企んでいたらしいのですが無かったことになったようです。そう、まるで武装錬金のムーンフェイスとヴィクトリアのように。
　オデ兄は見た目通りの終始良い人で逆に怪しかったのですが、ギアス最大の良識者だったのかもしれません。　政略結婚騒動のせいでロリコン疑惑がかかり、公式ドラマCDでロリコン呼ばわりされてしまったものの、遂にその全貌が明らかになることはありませんでした。多分。

　非情になろうと思ってもなりきれなかったルルーシュがあそこまで悪役ぶりを発揮し、忠犬であったはずのカレンと別れまで交わしてしまってもはや捨て身のように思えてなりません。
　それにしてもラウンズ残党の扱いが酷い。
　ヴィレッタにそっくりな新キャラは僅か数秒で消え去り、いつ死ぬか冷や冷やされていた12ことモニカ嬢も機体を披露することなくスザクに殺されてしまいました。
　そして誰もがギアス持ちだろうと思っていた1も未来線を読むギアスと言う死亡フラグ振りを発揮してやはり死亡。残りの話数を考えれば殺され指数満々でしたが。
　いかに未来を読めようとも機体性能の差には勝てなかった、ということです。

　「てめーの敗因は…たった一つだぜ･･････ビスマルク…たったひとつの単純（シンプル）な答えだ………
　『ランスロット・アルビオンの性能が凄かった』」

　ルルーシュ側につくんじゃあないかと思われていたジノも瞬殺されて「私は……」とか言いながら意気消沈。
　流石のシュナイゼルも「ぜ、全滅？4人のラウンズが全滅？3分もたたずにか？……」と言うと思ったら言いませんでした。
　それどころかブリタニアの超合衆国加入間近の時点で首都にフレイヤを打ち込む始末。
　恐らく宮殿にいたであろう自分の兄弟をいとも容易く殺すとはルルーシュの兄なだけあります。
　そして遂に最終決戦が始まる……というところでナナリー登場。
　あのフレイヤからどうやって助けたのかきちんと説明されるか不安ですが、やっぱりナナリーは生きていました。
　しかも敵です、とか言われてルルーシュ愕然。
　次回予告ではスザクにエリ掴まれてるルルーシュの姿。またヘタレたようです。

　ルルーシュのナナリー遍歴
　ブラックリベリオンでVVにナナリー攫われて→騎士団捕まる
　総督になったナナリーを騎士団に入れようと誘って断られる→リフレインに手を出そうとする
　トウキョウ租界にフレイヤ落とされてナナリー死亡？→思考停止＆騎士団離反
　生きてたナナリーが敵宣言→？？？　←New!!

　ナナリーが出てきてルルーシュが冷静に対処した覚えがないので来週が心配です。
　今日はこんなところで。